5000坪で育種して選抜した巨大輪シンビジュームを地植えして保存。
育種保存現場で・・・蘭展行っている。
植物は移動できない!
それが原理原則。
鉢栽培のランは・・・・作り物である。
菌従属植物に学ぶ・・・・
大地の力によるラン栽培
宇井 清太の地植え栽培のシンビジュームは、宇井 清太の技術で作ったものではない。
ただ、灌水しただけ・・・。
ほとんど・・・何もしない・・・無手入れ。
自生地を再現したまでのこと・・・。
腐生ランのシンビジュームが生きられるラン菌との共生を再現しただけのことである。
秘境のランの自生地では・・・人間が誕生する前から・・・自生していた。
葉を持たない・・・光合成出来ないランは・・・木材腐朽菌が作ったエネルギーで生きている!
水ゴケには、軽石には、バークには・・・大地のエネルギーが無い。
だから生命の躍動のある鉢を作るのは容易ではない。
その躍動を作ったとしても・・・永年にわたって維持、持続できない!
これが・・・ラン菌削除の栽培の・・・泣き所である。
一発芸のような鉢になる。
2016年 地植え10年後の状態
ペレポストによる地植え。
無肥料、無消毒栽培。
自生地で、ラン菌と共生して生きていれば、こういう生育は当たり前のこと。
葉のないムヨウランが生きられる。
葉のあるシンビジュームなら・・・こういう生育をするのは当たり前のこと。
2010年の状態 地植え5年後
手前はシュンラン( 部分的菌従属植物)
ペレポスト シンビジューム親鉢 有菌播種による発芽。
絶対的菌従属発芽。
2006年 ペレポスト開発した年に地植え開始。
2017年の東京ドーム世界らん展の特別展示が「光合成をしないラン」・・のようである。
葉を捨てたランである。
このランの考察から・・・「ペレポスト」を発明開発した。
ラン菌と共生した自生地再現栽培。
これが、宇井 清太の開発理念である。
自生地再現という究極の栽培、栽培用土のことが、日本の園芸界、農業、植物界が無視、削除、除外している・・・。
それが、必ず・・・問題を引き起こすことを考えたからである。
そのことが、2016年に・・・大きく表れた!
バナナの「新パナマ病」である。
広大な面積のプランテーションのバナナ畑が全滅・・・。
こういう惨状にならないと・・・自生地と乖離した栽培が・・・大きな間違いを起こしていることを・・・無視する。
これと同じことが、ラン菌と共生しない・・・水ゴケ、軽石、バーク栽培である。
バナナほど広大な面積でないから、食料でないから・・・・メディアは報じないが・・・
エビネでも、コチョウランでも、シンビでも、イチゴでも・・・パフィオでも・・・フザリュウム、軟腐病菌でやられた。
化学農薬では根絶できない。
自生地では・・・病気など発生しないのに・・・である。
ようやく、東京ドームの蘭展でも、「ラン菌」と共生して生きる「腐生ラン」を展示するという。
これは、宇井 清太のエリアである。
シンビジュームのエリアである。
シンビジュームには地生ラン、着生ラン、腐生ランのマヤランという植物進化のステージが揃っている!
絶対的菌従属植物、部分的菌従属植物、独立栄養植物・・・。
この光合成の謎からペレポストを開発した。
腐生ラン、ムヨウランといえば、枯れ落ち葉である。林床に堆積したリターである。
それを分解する木材腐朽菌である、地球陸上の炭素循環である。
炭素循環といえば・・・宇井 清太の「ラン菌による炭素循環栽培法」である。
ようやく・・・東京ドームの蘭展も、・・・・そういうランの展示を行うようになった????
カトレア、デンドロ、パフィオ・・・栽培では、腐生ランが含まれていないから・・・ペレポストは開発出来なかった。
そういうことで、ムヨウランの展示は、
ただ珍しい、新発見の展示では、人寄せパンダの珍品展示の摘み食い興業手法になる。
興業というのは・・・秋祭りの神社の境内の・・・・首長娘・・・クモ娘も・・・・なんでもアリの世界。
ランも例外ではない。
しかし・・・学術的なものも展示しないと・・・レベルが・・・・非常に低いものになる・・・。
腐生ラン展示。ようやく・・・こういうランを取り上げるという・・・。
貧弱な・・・人の注目を浴びることのない「腐生ラン」に、
地球陸上の3億年のわたる木材腐朽菌が作り上げた「大地の力」がある。
展示ランの中には、屋久島で新発見されたムヨウランもあるようであるが、
同じ屋久島の浅い地表には7000年の縄文杉・・・・巨木も自生している。
この巨木の謎を解明するには・・・ムヨウランのエネルギー調達システムの解明である。
展示するという新発見のムヨウランが山堀り株でなく・・・・自生地再現の実生で育成した株なら非常に参考になる。
マヤランとの交配株なら・・・無菌培養なら・・・・参考にならない。園芸的価値は・・・殆どないから・・・。
有菌播種での株なら・・・参考になる。
ムヨウランへの進化の謎は・・・植物学者のエリア。
どんな培養土で発芽したのか????
無菌播種なら・・・マヤランの遺伝子より・・・片親のシンビの遺伝子優勢での発芽だから、
これは、シュンランと大型シンビ、寒蘭と大型シンビで容易に発芽するのと・・・ほとんど同じ・・・。
発芽ステージで共生する菌と、それ以後に共生する菌・・・・
腐生ランが作れる培養土とラン菌と栽培法・・・。
光合成の研究の最後は・・・食料問題の解決である。
光合成を行わない腐生ランの研究の精華が、穀物栽培に応用できれば・・・・素晴らしいが・・・
ようやく・・・・どうににか農業に利用できるところまでペレポストは栽培は進化してきたが、
ペレポストは、その解明で生まれた培養土である。
つまり、水ゴケでは縄文杉を作ることはできない!
腐生ランも作ることはできない!
発芽せることもない!
そういう培養土で、これまでラン栽培を行ってきた・・・ということである。
種子が発芽も出来ない培養土で作るという、自然界にはないこういうバカバカしい栽培は、
ラン作りのみかもしれない。
これを、当たり前のように行ってきた。
こういう栽培では、短年月なら作れるかもしれないが、永年に渡り株を持続維持できない。
つまり、東京ドームの蘭展の歴史を・・・株で証明展示出来ない。
歴代の受賞株・・・・一堂に展示出来ない!
ラン科植物は多年草の草本植物である。
自生地では・・・永年生き続けている植物である。
自生地再現ラン栽培なら・・・・25年前の受賞株、10年前の受賞株も・・・5年前の受賞株も・・・
その美しい株姿を持続させ・・・美魔女のような・・・・姿を展示出来る筈である。
それが・・・出来ないということは・・・ラン菌を削除した自然の原理原則から乖離した栽培だからである。
素晴らしい栽培技術を持った受賞者なら、それが出来るはずであるが・・・・
蘭展に歴代受賞株の展示が無いということは、名人をもってしても・・・・
アンチエイジングは出来ないということ・・・。
ラン菌の生息しない用土での栽培では・・・・「老化」を防止することはできないから、
当然・・・そういうことが起こる。
一発芸で終わる。
多年草植物の進化は・・・そういうものではないのだが・・・・。
世界中の蘭展で・・・・蘭展の歴史を・・・歴代の受賞株で展示した例が、株を持続できないところが、
ラン展の泣き所である。
盆栽展なら・・・・出来て当たり前。
何百年も枝ぶりを同じにしている・・・・名盆も現存する。
そういうことで、宇井 清太はシンビジュームの地植え栽培で・・・アンチエイジングに成功した。
ステムの本数には年度によって多少の増減はあるが・・・樹木の隔年結果と同じで・・・・
株の勢いは・・・維持持続している・・・・10年。 右写真参照
10年前の写真と・・・2017年現在の写真を掲載。
腐生ランのエネルギー調達を再現すると・・・・無肥料でも・・・ここまで持続できる。
縄文杉に・・・誰も肥料などやらなくとも・・・7000年の巨木である。
葉のないムヨウランに誰も肥料などやらなくとも・・・新発見されるまで・・・・・生き続けてきた。
屋久島には・・・未だ・・・発見されていない・・・杉巨木が・・・・生き続けているのかもしれない。
kouza a4jaa